江戸時代から続く自然音(この場合は水音)を楽しむ庭園技術。
手を洗った水を利用して水滴💧を反響させた琴に似た音を聞く。
狭い空間でその音を聞きその先に広がる自然を想像し癒される日本独自の文化の音遊び、水琴窟。
先日お世話になった群馬県の宿、
宿の手水鉢の奥から聞こえる音は、静寂の中に反響した静かではあっても優しさと情緒溢れるものでした。
虫の音を愛でられる文化と共に
古(いにしえ)の人々の作った静寂を味わう数々の音遊びと言える文化。
ピアノを弾くことも音遊びで良いと思っています。
遊べるくらい弾けて理解できれば凄いです。
その上で伝統を守り、作曲家の意図を汲み取り更に自分を表現出来たらこんなに良いことはありません。
水琴窟の音から拡がる自然と共に広がる音も感じたひと時でした。