ドイツの社会学者であったマックス・ウェーバーの
「不可能だと思われることでも粘り強くアタックしないようでは、たとえ可能なことでも達成することはおぼつかない。」
という内容の名言に出会いました。
彼は、政治学者でもあったので、主にその主眼は社会や政治の分析にあった訳ですが、上記の内容は普段の私達の生き方にも充分引用され影響を与えるものだと思います。
私見ですが、自分の目指すものについて、その精神性の所までは努力すれば到達できると思うのです。
つまり、精神性が低ければ低いなりに、高ければ高く、更に高みを目指せる精神性が持てればそこまで行けると思うのです。
天才と謳われた子どもさんの多くが大人になると『ただの人』になってしまうのは、テクニック云々よりその精神性の向上が追いついていかないが故のことのような気がします。
私を含め、一般的な人々は『ただの人』。
ですが、向上を目指して努力する『ただの人』は素敵です。
昨日出来なかったところが今日は弾ける、
今日は弾けないけれど明日は少しでも扉が開けられるかもしれない、
そういう努力をしている人…素敵です。
かく言う私も良く生きるために多少の努力は惜しみません。
自分の試行錯誤したことや苦心したことが生徒さんの道標になることも理解できる大人になれたことが、ありがたい今日この頃です。