昔、友人の旦那さまが、こんな事を言っていました。
「発表会で後部座席に居ると親御さんの様子が良く分かる。」と。
「上手く弾けているとお父さん達はしっかり我が子を見てるんだよね。
でも、何度もつっかえたり、弾き直したり、止まっちゃったりすると顔が下を向いて段々頭が下がる。そして演奏が持ち直すとまた頭が上がるんだよ。」
「僕もそのうち、そういうお父さんになるんだろうなあ…」
この友人の旦那さま、お嬢様達のピアノにしっかり寄り添い、今やお孫ちゃん達のステージに目を細めています。
そして当の友人である奥様は、気持ちが入り過ぎて
「心臓が苦しくなる」ので、コンクールなど緊張を強いられる場には、お留守番を選択すると😅
先生も良く心臓が苦しくなります。
レッスンで、合格まであと一歩の時、あと一歩を目指して一生懸命な姿を目の前にして手に汗を握ったり「頑張って〜」と息を詰めて見守ったり。
勿論、そんなレッスンの後は休憩でリカバリーします。
が、が、ですが、
発表会では、次から次へとなのでリカバリーする余裕はありません。
故に、当日は『とっておきの鉄の心臓』を携えて臨みます☺️