2年前、その日まで母は母でした。
持病を抱えながらも、入院する直前まで主婦業をこなしていました。
約2ヶ月の入院生活、折しもコロナ禍で自由な面会は難しかったのですが、
個室に移して貰ってからは短時間でしたが、ほぼ毎日顔を見ることは出来ました。
年齢的なものと体調の問題で子供達の手を煩わせたと母が思った時、
母は必ず笑顔で「ありがとう❣️」と言ってくれました。
入院後、状態が悪くなった時でも子供達の写真を手に取り
「可愛い可愛い❣️」と一人ひとりにチュッ❣️と笑顔でお茶目に、
私達をも笑顔にさせてくれました。
また来るね〜 とバイバイの時も意識のある時には必ず笑顔で「ありがとう❣️」
短い間に何度「ありがとう❣️」をくれたことか。
その日の朝、母が苦しい中で示してくれたその場所に
子供達に宛てた愛情の籠った手紙がありました。
幼少期に戦時中の生活も経験し、婚家に尽くし、4人の子供達を育て上げ、
お手本の様な母でした。
晩年くれた沢山の「ありがとう❣️」
いい大人になった子供達を「可愛い可愛い❣️」と愛でてくれた姿は何にも代え難い宝物です。
私もこれから思い続けます。
お母さん、ありがとうございます💖