ショパンの曲、特にノクターンを深く理解したいと弾いていると、
あの心奪われるメロディに施された休符に痛さを感じてハッ!とさせられることがよくあります。
若い頃には気が付かなかった感覚です。
レッスンで、
「休符(お休み)も音楽よ🎵」と話します。
休符は決して休憩では無い話もします。
休符には人の心をつかむ力があります。
ブレスだったり、沈黙の時だったり、次への期待だったり。
そして、メロディーの持つ意味をもっと分かりやすく捉える為に必要なものだったりします。
休符を弾く
これが分かると表現の幅が広くなり、心のときめきの世界に身を置くことができます。
美しさと共存する痛み
私にとっては大人になって分かるようになった感覚です。
歳を取るのも悪くない と思えます。
どんな音を出そう
どのように休符を扱おう
今日のピアノでもときめきを味わえますように✨✨✨