答えのある勉強は実は難しい勉強では無い。と説いている人がいました。
世の中には答えの無い難しい事柄が沢山!
芸術と言われるものもその1つです。私達が触れているピアノも。
文章の読解同様に楽譜にも読解力が必要で、
はたまた楽譜に書かれていない所に答えを求めるのだから奥が深いです。
学び・経験・感性などは、その人の持てるものの昇華であるので、
一生懸命やったことの結果でしたら良い答えなのかも知れません。
他人の演奏を聴いて感心したり、共感したりすることがある一方で、
拒否反応が出ることがあります。
正解が幾つもあって1つに絞れない所以だからです。
勿論、その上での好き嫌いと言ったものでしょうか。
同じ楽譜を使った同じ度量の人の演奏が各々違う。
演奏者の数だけ答えがあります。
日本語にある「意、言外にあるを尊ぶ」という表現。
本来の意味からは外れますが、ここで言うところの
「行間を読む」「空気を読む」「ほのめかす」
これらを楽譜を読むことに当てはめてみると案外、沢山見えてくるかもしれません。
そして出てきた疑問を解決すべく勉強を重ねることがより良い答えの導きになるのだと思います。