民のかまど 〜仁徳天皇〜

『新古今集』

♪高き屋に登りて見れば煙立つ 民のかまどはにぎはひにけり♪

これは、倹約と仁愛の政策をされた仁徳天皇を偲んで詠われた詩です。
倹約と仁愛は、日本人の精神文化の中で古くから大切にされています。

かまど=家族の絆
他人の幸せ=自分の幸せ

人々が食べる物に困窮していれば、かまどからの煙を見ることが出来ない。
だから民の生活が豊かになるまで租税を免除しよう。
朕も倹約生活をしよう。

「民の幸せが朕の幸せ」

仏教では、これを『自利利他円満』というそうです。

民のかまど…良いお話し

私のような立場の人間でも、生徒さんの力になれることが、自分の幸せに繋がります。

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