ピアノは携帯できる代物では無いので、基本我が家以外は全て初めて触るピアノです。
リサイタルなどで自分の楽器にこだわる巨匠ピアニストは、
多大な手数・配慮・運送料を払ってマイ・ピアノをコンサートホールまで運んで……
という事もありますが、一般的にはホールに用意されているピアノで演奏会が開催されます。
日本は、有難いことに大概のホールに良い楽器が備わっています。
交通の便が良くない地方に憧れの機種があることも多いです。
ですので、演奏会の場所を決めるにも
どんなピアノが備わっているのかということも大きな条件になります。
本番の日、リハーサルは正にそのピアノの初体験。
タッチの具合・ペダルの反応・高低音の響き具合などなどピアノの状態と
ご機嫌を伺いながら試弾して本番に臨みます。
そして、普段では中々触れることの出来ない名器に出会える幸せを感じることもあります。
そのワクワク感が、
「また頑張ろう!」と思わせてくれます。
いつも初体験
……幸せです🎵