今さらながらの話題ですが。
大人になって基礎練習のオサボリが当たり前になっていました。
特に今勉強している作曲家の晩年作には緩やかな調べが多く、
特段速くて小回りの効く指で無くても充分弾けるのです。
とはいえ、さすがの晩年の曲ですので、
厳しさや深さも求められ難しく、表現やそれに伴う響きに悩みます。
ある時、内容に疲れ、全く集中出来なくなりました。
かと言って休憩がしたい訳でも無く…。
「あゝ、そうだ!久しぶりに基礎練習でもしようかな!」
と、スケール・アルペジオ を。
「あら嫌だ、結構なまってる〜」と焦りました。
ひと通り済んで、悩んでいた曲に戻り
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何となんと❗️
響きが変わった、苦労していた和音の響きが…❣️
基礎のウォーミングアップの大切さを今更ながら改めて思い知らされた出来事でした。