
ピアノが楽器の王様とかピアノはオーケストラ等と称される所以は、全ての楽器の音域を網羅していること、同時に複数の音を鳴らせることができるという所にあります。
上手になると
メロディーと伴奏を奏でるだけでは無く、同時進行で複数の旋律を奏でたり、場面々々で異なる楽器を想定して表現します。
実はそうなると大変
腕は左・右の2本
指も10本
それらを駆使して3声(3つのライン)、多い時は5声。
練習の初めは1つの声部を聴くと他声部が聞こえなくなる。
それが、人間とは凄いもので、練習で幾つもの声部を奏でられるようになるのです。
勿論、そこ迄の過程には苦しい時もあります。
以前、「先生!シナプスがバンバン繋がる実感があります」
と言っていた生徒さんがいました。
まさに使われていない脳細胞が眠りから覚めるような。
1人で何役もするわけですから、脳のみならず身体中のシナプスが繋がるのだと実感しています。
頭、良くなるかも…🤭
