酷暑と言われる今年の夏
つい口にしてしまう「暑い」。
四季のあることがとても嬉しいので「暑い、暑い」と言いながらも秋🍂と冬⛄️の到来を待つ今日この頃。
ベランダに南蛮鋳鉄の風鈴が下がっています。
エアコンの効いている室内から一歩出ると暑いベランダであっても「リーンリーン♪」と耳には涼やかな味わいです。
以前、欧米人には虫の音が雑音にしか聞こえないという話しをしましたが、ふと、風鈴の音はどうなのかしら?と。
虫の音を愛でる文化が無くても風鈴の音はどうなのでしょう。
金属の風鈴は、リーンリーン
ガラスは、チリンチリン
陶磁器などは、リンリン
聞き分けたら面白く、感じる涼の趣きも変わるよーな。
この風情は大事にしたいです。
我が玄関では頬杖ついた可愛い天使👼が4本のパイプを携えたドアチャイムで優しい音のお出迎えです。風鈴に通ずるかも。
もっと言うと、ハープゴングとかガムランなどと同様に世界中には癒しの音が沢山あるのですね。
そういえば、風鈴もドアチャイムも先日試弾した100年物のベヒシュタインに通じるような。
あの何とも澄んだ音色。
透明感があっても冷たく無い。
歴史を味わったひと時を思い出しました。