暗譜… …。
曲を自分のものにする大きな手段として暗譜があります。
ここで言うところの暗譜とは、暗譜の為の暗譜では無く、表現を深める為の暗譜についてです。
数えたことはありませんが、ステージにのせる曲、一体どの位の回数練習しているのでしょうか?
一曲中に幾つの音符が書かれているのでしょうか?
さんざん練習して、目を閉じても、よそ見をしても弾けるようになっても暗譜には
「忘れてしまいそうな」不安がいつも付きまといます。
なかなか自分のものにならない箇所は、譜を言ってみると良いですね。
弾けていても舌が付いて来ないことが、ままあります。
そして、舌が言えて弾けたところは、身体や意識に一歩深く入る実感があります。
暗譜
耳で・身体で・目で・舌で・そして心へつなぎます。
なかなか大変な作業です。
求めるところまで到達する手段として、ぜひ挑戦してみてください。