ずっと憧れていた曲を課題にいただいた時の嬉しさは格別でした。
曲に挑める幸せ、勉強できる喜び、やり甲斐。
そして、徐々に出来上がる過程を楽しむ。
実は、弾けるようになってからが大事な勉強になります。
一般には、弾けるようになったことの嬉しさで区切りがついてしまうことが多いです。
更に深く切り込んだ勉強には、とてもエネルギーが必要だからです。
しかもそのエネルギー源が、知識であったり、熱意であったりなど、それまでの研鑽の賜物上に芽生えるものだからなかなか難しいものがあります。
しかし、そのエネルギーを携えて勉強して行くと、作曲者の意図の中に自分を見出せるようになります。
素晴らしい作品の誘導で弾かされるのでは無く自分で意思ある演奏が出来るようになる。
そこまで行くと曲への感動のみならず自分の演奏に感動出来る…
そんな境地まで勉強出来たら幸せだと思います。
だから、自分自身が人生を通して成長出来ている内は、深い勉強に終わりがないわけです。
弾く音に、奏でるメロディ🎵に、小さな感動でも大きな感動でも日々感じられる自分でありたいと思う今年の秋です。
金木犀の芳しさに惹かれながら…✨