先日、極上の焼酎を味わう機会に恵まれました。
自分からは手の出ない極上品。
いや〜、くせが無く、あくが無く、雑味が無く正に透明な感触。
しかし、味わいが何とも心地よく、その上深い。
ピアノを弾くことに例えると
弾ける様になった曲を更に自分のものにする為に弾きこむ。
行き詰まったら期間を置く
練習せずに期間を置くことで熟成を促す。
そして改めて取り組み新たな発見を促し理解を深める。
テクニックの難しい所は変な力が抜けて身体に入るまで練習。
それを繰り返す。
するとその内、楽になるので弾くのにいっぱい々だった神経を響きなどに使う余裕が出て、更に磨きがかかります。
そして、深い想いを乗せられるようになります。
磨きがかかった品質を妥協無く保たれている極上の焼酎は、どんな飲み方をしても美味しい。
「音楽も。難しいことは抜きにして邪魔にならずスッと入って、でも味わい深い。願わくば、そこに感動が生まれたら尚良い。」
そんな演奏を目指したい。
味わいながら思っていました。