求められてこそ 〜なまへんじ〜

宅の男性2人(夫と息子)は、生返事の達人です。

私の声が頭上を素通りしているわけでは無く、確実に耳には届いています。

その証拠に

「はい!」とか「わかった!」などの返事があります。

ですが、伝えたと安心しているのも束の間で、彼らの記憶にそれらが留まっていない事が程なく判明します。

例えば、

「今日はとても忙しいのでお食事など各自で整えてね。」

と言ったとします。

「は〜いOK」ととても調子よい返事ももらいます。

なのになのに、彼らはそれを記憶することが出来ない。

しばらくすると、こちらの忙しさをよそに

夫「ママ〜、そろそろご飯食べようかなあ」

息子「お母様(頼み事の時はこう呼んでくる)、お食事したいのでヨロシク〜」

結果、私は爆発します。

「さっき、言ったよね、お返事ももらったよね!!」

お腹の空いていない時に興味ない話題をされても…的ないわゆる生返事だったわけです…

先回りした心遣いは水泡と化すのであります…

案外、レッスンでもあるのかも知れません。

転ばぬ先の杖は、通用していないことも多いかも。

転んでもしっかり起きた時に転んだ経験から得るものが大きいのかも。

などと考えてもみる昨今です。

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