若かりし20才の頃から約20年間、毎年お正月明けにステージがありました。
恩師を囲んでの上級門下生の発表会です。
毎年、各々が大曲に挑みます。
当然クリスマスもお正月もあったものじゃありません。
しかし、社会のお付き合い・家族とのコミュニケーションで物理的にはクリスマスケーキもおせち料理も頂く場に身を置き、実家ではお客様のおもてなし等に数日が費やされるのですが、気分はいつもいつも
「練習しなくちゃ〜」で焦りと共に過ごしていました。
時折り、妹から
「一瞬の恥(演奏の失敗)を選んで思いっきり遊んじゃえば〜」等の誘惑もありましたが、毎回何とかやりこなすことが出来ました。
先生がご高齢になられたことで1月本番は春に移りましたが、良い勉強の場を作って下さったことに感謝しかありません。
毎年、この時期になると当時を思い出し練習にも熱が入ります。