ギリシャ神殿は、素晴らしい建築技術が施された人類史上最高の建築物だそうです。
なかには、作り方が未だに不明な建造物も多いそうです。
大きな石などどうやって上げた?など解明に至っていない部分もあり
神聖だから神が関わっていたのでは?という謂れも残っているそうです。
しかし、その施され方の正確さ故の美しさが後世にも通じる美しさなのです。
先日、ホロヴィッツのモーツァルトを鑑賞しました。
モーツァルトなのに、テンポは動く渇いた音も出す
しかし人生の機微に通じるようなフレーズの扱い方!
決して学生さんがお手本に出来るような演奏では無いです。
でも、その魅力と言ったら…✨✨
ステキでした。
すぐにピアノに向かいました。
私に出せるモーツァルト。
生徒さんのお手本にはなるモーツァルト。
お手本にはなるけれど不満なモーツァルト。
ホロヴィッツのほんの爪の垢ほどのメロディーの扱い方も模索してみましたが…。
全く無理!
結論として『正確な美しさ』の求め方が未だ足りない と悟りました。
求めて求めて求めきった先に人となりの魅力あるモーツァルトになるのだと。
いつか私にも
ホロヴィッツ 降臨、
神 降臨
を夢見て✨✨✨