
名曲といわれているものは、何十回、何百回聴いても、或いはそれ以上聴いても
飽きることがありません。
むしろ、聴くごとに新しい魅力に気付いて理解が深まります。
「この曲、ここも素敵だったのね。こんなに素敵な所があったのね。」
と、発見を味わうと嬉しくなります。
曲によって様々な感情がかき立てられます。
大人になった昨今は、やはり深い癒しの曲が良いです。
心にしみ入り、涙で澱が浄化される様な気がします。
高校受験を控えた中3の冬、勉強のBGMは何故かベートーヴェンの交響曲第6番『田園』
繰り返し繰り返し流していました。
聴くとは無しに流していたのですが、勉強の合間に心にしみるフレーズに触れると
その度にとても優しい気持ちになり「頑張ろう」と元気が出たものです。
忙しい時、キッチンで手を動かしながら耳ダンボで曲を聴くのも良いものです。
生きる為に必要な食事作りは身体の栄養の為に。
音楽は、生きる為に必要な心の栄養の為に。