後進の育成に心をくだいている店長さんが、
「自分の言っていることが、どれくらい伝わっているのかいつも心配。昔、上手く伝えきれないうちに後輩が辞めてしまって…。一緒に仕事をして行きたいと思っていただけにショックで…。自分の力が及ばなかった後悔がトラウマに。」
と吐露されていました。
真摯で優しい。
いつも余計なことを言わず黙々とお仕事をされている姿を拝見していて私は思うのです。
真に学びたい人は、その姿から多くを学べると。
言葉を尽くしても伝わらないものは伝わらない。
教わらなくても姿勢は学べる。
本当はそこからが始まりなのではないでしょうか。
昔の徒弟制度、ハラスメントの点ではダメです。
でも、自分にとって大切な物事を本当に会得したかったら、与えてくれるのを待つのでは無く、それくらいの厳しさ・気持ち・謙虚さ・貪欲さをもつことは必要なことだと思います。
自分で勝ち取ったものは本物。
姿勢やあり方をわかって貰ってからの、優しく手取り足取りになったら素敵です。
私自身のあり方も再考するきっかけになった店長さんのつぶやきでした。