悲しい 〜そして残念〜

授業で、

「太田胃散のCMの音楽は、ショパンの前奏曲第7番なんですよ。

この曲はイ長調なので胃腸薬のCMとして使ったんですよ。」

と語った教師がいたそうです。

しかも小学校

……

感心している場合ではありません

シャレだとしても悲しいです

しかも小学生にシャレと理解出来るのかしら、と思います

説明したとしてもどうなのかしら?

24曲から成る前奏曲は、バッハの平均律に倣った24の調のバリエーションです。

第7番目、16小節、30秒の醸し出す美しさを思うと、CMを連想してしまう影響が残念でなりません。

クラシックが日常に根付くのは大歓迎ですが、特定のイメージを刷り込んでしまう使い方は歓迎出来ません。

願わくば、この授業を受けた小学生が正しい知識に触れる機会がありますように✨

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