
一昨日3/1はショパンのお誕生日でした。
ポーランドを発つ逡巡や苦悩、人生の迷いや戸惑い、時の社会への抵抗など美しくも厳しい作品が多い中、有名な『小犬のワルツ』の軽やかさと楽しさ、可愛らしさ。
この曲が晩年の作品中に存在していたことに救われます。
病床の生活であってもこの愛らしい時と想いを持っていた事が想像できてこちらの頬も緩みます。
小犬のモデルには諸説ありますが、私はジョルジュ・サンドの愛犬説を支持します。
小犬『マルキ』は、ショパンとサンドが見守る幸せな空間で自分の尻尾を追いかけ回してくるくると遊んでいる様子。
私もくるくると弾いてみます🎶
愛らしい小犬
軽やかに、気品を持って
ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ(ポーランドの古い犬)とか、白い光沢のある毛並みの小犬とか、当時のパリで貴族のご婦人方に流行っていた抱き犬のローション、パピヨン、ポメラニアンなどを思い浮かべて。
まあ、レッスンでは様々なワンちゃんが登場するのでなかなか楽しい時が繰り広げられますが、
決してドタドタとブルドッグやチャウチャウにはならないで〜と思います。
鍵盤をコロコロ転がる指
何ならホントに小犬になってしまっても
1、2、3、4の指は小犬のあんよ🐾🐾
たまに出てくる5指は尻尾
良いかも