可能性を見つけることは指導者の大きな責任の一つです。
こちらに沢山の引き出しが備わっていないと生徒さんの芽を見つけてあげられません。
それぞれに様々な大きさや種類の芽があってその数もいろいろです。
それらを総合的に受け止め性格なども加味しながら導く。
子供さんの場合でも、時には難しい課題もこちらがそこまで降りて手ほどき出来ると大人顔負けにこなします。
ですから幼い子供さんのレッスンほど襟を正し、緊張し、可能性を見つけるアンテナを何本も張って臨みます。
だから消耗します。
でも、ひとたび道が付いて輝く眼差しが見えた時にはこの上ない喜びがあります。
私の引き出し作りは未だまだ続きます。
人間としても懐深く在りたいと思っています。
今日も嬉しいレッスンが出来ました。
次もそう在りたいと思います。