「手が小さいからピアノに向いていない」
というのは違います。
大きな手、小さな手
それぞれに良さがあります。
大事なのは大きさより柔らかさだと思うのです。
リストの超絶技巧もラフマニノフの広〜〜い音域の和音も
大きな手には幾らかメリットはありますが、柔らかい手を持っていれば小さい手でも上手く跳躍したり分散和音で弾けます。
モーツァルトのようなコロコロ粒を揃える演奏、小さな手には有利に思われますが柔らかい大きな手なら巧みに弾けます。
ピアノ演奏に力と大きな手が必須なら女性ピアニストの活躍は望めないでしょう。
力を抜くテクニック、適切に身体を使うテクニックなどを身に付けるからこそ大曲にも挑めます。
リストの指は親指以外は男性平均より5㎝長く、ラフマニノフに至っては身長198㎝、広げた手は30㎝、しかも大きいだけで無く、しなやかでくにゃくにゃと柔らかかったそうです。
大事なのは、頭も手も柔らかく、弾きたいという強い思い…かな🎶
