何でもそうですが、初めての出会いは、1生に1度の機会です。
「人生で初めて出会う楽譜」
「開いてみる」
「読んで心で鳴らしてみる」
「そして弾いて音にする。」
見落としが無いように、ゆっくりとじっくりと読んで弾き進める。
大切な人との初対面の時のように、緊張しながら模索しながら、理解のアンテナを幾本も立てて。
この先、何回練習して自分の言葉にして行くのだろう。
何十回?何百回? いえ何千回?
そんな道のりを予感させてくれるロマンティックな出会い。
子供の頃、合格をいただくと次の曲への興味が抑えきれず心をはやらせて家路に着いていました。晴らしい曲は、手の内に入っても勉強するたびに発見があります。
謙虚かつ真摯に向き合うことの大切さは常に感じます。
ゴールの高みを目指せる環境もありがたく嬉しいですが、
それとは別に初見のワクワクも嬉しいものです。