今日(こんにち)私達が普通に使っている『一生懸命』という表現。
語源は『一所懸命』です。
『一生』では無く『一所』
歴史を紐解くと、武士の時代に彼らは先祖伝来の所領を命がけで守った事に由来しています。
命をかけて何かをする という意味だけが残った為に現在では
『一生懸命』の出番が多くなったようです。
由来を知ると、本当に重い言葉だということがわかります。
使う時にはもっと襟を正さねば……。
乏しい知識ながらも歴史に想いを馳せると
人々の真面目な営みが日本という国家の礎なのだと思えます。
世界広しと言えどもどこの国からも侵略されたことが無く、外国から神聖な土地と称される日本。
今まで守り抜いてくれた歴史。
『一所懸命』
この表現、好きです。