
思いがけずブーニンの演奏を聴いて驚きました。
ショパンのワルツ
慣れ親しんだ可憐な曲が全く違う重みの入った曲になっていたからです。
彼の人生が詰まった演奏に思わず涙が出ました。
19歳でショパンコンクール優勝🏅
その後の華やかな活躍後、ほとんど世に出なくなり
私の中でも想い出のピアニストになりつつありました。
齢59
辿って見れば大病や怪我でピアニストとしての再起がとても大変だったと…。
何度も諦めかけたと…。
でも、奥様を始め周囲の励ましと彼自身の音楽への情熱が前に向かせたと。
天才少年が、天才青年へ、
そして天才的な語り部になったのだと勝手に感動しています。
ショパンらしいショパンでなく
ブーニンらしいショパン
素敵でした。
私も人生を詰め込みたい。
