バッハを極ゆっくりのテンポでおさらいしていると、通常の速さで弾いている時には気づかない美しさに心が奪われることがよくあります。
後進の名だたる作曲家達が師と仰いだバッハ。
音楽の父と言われる所以は、作曲理論だけでなく理屈抜きのこの感動があるからこその偉大さなんだなあ…と思わされます。
オルガンとチェンバロの時代に音楽の礎を築き、現代の響き豊かな88鍵のピアノで名ピアニスト達がその調べを探究し奏でる。
異次元の成せる技とまで称せられていることを思うとバッロク時代に舞い降りてバッハ様にお会いしてみたい気さえしてきます。
フランス組曲
全5曲のアルマンドは全て美しいのですが、私は今、4番のアルマンドの虜です☺️
ゆっくりゆっくり1音1音響かせながらハーモニーを味わう至福の時。
こんな世界に身を置けるのは、“大人になったご褒美“と思えます。
今日も楽しみます☺️