身内の喉に鯖の骨が刺さりました。
魚の骨が喉に刺さるという話しはそんなに珍しく無く
これまでの経験上いつの間にか取れていることが多く余り気にするのもどうかしら…
と推移を見守っていました。
しかし、日が経っても取れたような取れていないような違和感が拭えず
いつまでも刺さったままでは炎症や化膿の心配があり、大事に至ることもあるので受診しました。
あった、あった!
しっかりのど元に、くっきり・はっきり
普通は、これで医師に抜いてもらってメデタシなのですが…。
実はこの男子、錠剤を飲むのが苦手のまま成人に。
おまけに嘔吐反射が強過ぎ、鯖骨まで医者と言えども立ち入れず……。
さあ困った(・・;)
出来る手立てを問うと
なんと「全身麻酔で手術、もしくは内視鏡」
ヒャ〜〜
魚の骨如きで全身麻酔。
それは困った。しかし刺さったままなのも困る。
他人が立ち入れない喉…。
ならば自ら、と。
意を決し、全集中し神経を研ぎ澄まし、ついに、つまみ出すことに成功!
素晴らしい戦果にホッと胸を撫で下ろした経験があります。
いやはや、振り返ってみると他人事どころか自分の経験でもゾッとすることがあります。
その度に事なきを得て今がある。
今がある事への感謝を呼び起こされた出来事でした。