お正月休み
忙しいながらも日常を離れて英気を養えた実感があります。
「さあ!またしっかり!」という気持ちになれます。
音楽も休符が大事です。
休符は単なる時間経過や譜面の調整では無いことが分かると、なんと理解の深まることか。
休符って文字通り「お休み」と習って、楽譜に書かれているから音を出さない、という段階から
「休符を聴く」「休符になっている意味を考える」段階になるまで勉強が続けば、文章読解同様に作曲家の意図を汲み取ることに繋がり聴く耳も表現する心も驚くほど成長します。
天才モーツァルトは
➖音楽は音符でなく、その間の静寂にある➖
と言ったそうです。
大好きなピアニストのシフもまた
➖静寂が最も美しい➖と。
休符を聴くと音楽が締まります。
楽しい息なのか、辛い息なのか……
休符に感動することも
故に音楽が見えて来て自分のものになる実感を味わえることもあります。
現実のお休みも楽譜のお休みも生きたものに、
と思います。